「自分が化学メーカーに向いているか分からない」
「就活は会社とのマッチングを優先したい」
化学メーカーに就職したいけど、そもそも自分が合っているのか分からなかったり、就活において企業とのマッチングを優先したいと考えている人は多いのではないでしょうか。
全く知らない世界へ飛び込むので不安に感じてしまうのは仕方がないと思います。
その様に感じる人は、化学メーカーで5年以上勤務して、社内外関わらず業界で働く多くの人を見てきた筆者が書く、このブログを読んでください。
この記事を読めば、自分が化学業界に向いているかどうかが分かり、相性の良い会社選びをすることができます。
結論:化学メーカーに向いている人の特徴はこの5つ
ものづくりに興味がある
海外を相手に仕事がしたい
ワークライフバランスを優先したい
給料はそこそこでよい
のんびりした業界でも働ける
当てはまる人は化学メーカー勤務に向いています。
これから詳細を説明しますので、スクロールして読んでください。
ものづくりに興味がある
化学業界に限らず、メーカーで働くことの醍醐味は「最前線で”ものづくり”に関わること」です。
BtoB産業は年単位の長いスパンで製品の開発が進みます。例えば、自動車業界では、5年後10年後の自動車開発が既に行われています。それらの顧客へ材料を販売する化学系のメーカーは、相手の開発担当者に向けて自社製品を売り込んだり、場合によって共同開発を行います。
BtoC業界の営業は、既に完成した自社製品を小売店などへ売り込むスタイルですが、BtoB産業の化学メーカーでは、文系出身でも営業担当として将来に向けたものづくりに携われます。ですので、ものづくりに関わる仕事がしたいと思う人にはぴったりの職業です。

海外を相手に仕事がしたい
日本の化学メーカーの多くが海外に進出していて、売上金額の半分以上を海外が占める企業が多いです。また、化学メーカーの大半が、海外に工場や営業所を構えています。
海外の顧客を相手にビジネスをしたり、社内の現地採用メンバーと一緒に仕事をする機会があります。ですので、営業はもちろんのこと、人事や経理などバックオフィス系の社員でも海外を相手に仕事をします。
海外と多く関わるのが化学メーカーの特徴です。海外を相手に仕事をしたいと考えている人には、ぜひ化学メーカーを志望して欲しいです。
ワークライフバランスを優先したい
石油化学産業はホワイト企業が多く集まる業界です。
激務な部署も一部ありますが、この業界で働く人の大半がワークライフバランスを取りやすいホワイトな環境で働いています。
ですので、家族と一緒に過ごしたり、趣味にあてる時間をしっかり確保しながら働きたい人には向いている仕事です。
給料はそこそこで良い
ホワイト企業であるため社員1人あたりの労働時間が短いです。ワークライフバランスは確保しやすい反面、商社やコンサルなど、他の業界に比べて給料が低いです。20代で1,000万円以上など、たくさん稼ぎたいと考えている収入重視の人には向かない業界です。
給料はそこそこで良いからワークライフバランスを重視したい人におすすめする業界です。

のんびりした業界でも働ける
石油化学業界は、とてものんびりした世界です。短時間でガツガツ成果を上げるのではなく、長期的な目線で物事に取り組みます。
そのため、若手の頃からたくさん働いてスキルアップを目指したい人には向きません。人事部が主催する会社説明会などでは、化学メーカーは少数精鋭で若手の頃から仕事を任せてもらえると聞くと思いますが、ベンチャーや商社など他業種の方が成長環境として良いです。そのような人が化学メーカーへ就職してしまうと入社してから転職活動を始める羽目になるので、就職先の候補から外すことをおすすめします。
まとめ
この記事を読んで、自分が化学メーカーに向いていると思いましたか?
もし向いていると感じた場合は、ぜひ化学メーカーの会社説明会に足を運んでください。化学メーカーも会社毎に特色がありますので、出来るだけ多く足を運んで自分に合う会社を見つけてください。
この記事を読んだ人が、化学業界で楽しく働くようになったら私は嬉しいです。
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