「事務系で化学メーカーに入社したときの勤務地を知りたい」
「東京や大阪などの都会で働きたい」
化学メーカーへ就職した後、自分がどこで働くのか気になる人は多いのではないでしょうか?
実際に、入社したばかりの筆者も、自分がどこで働くのか全く見当もついていませんでした。
この記事を読めば、化学メーカーへの就職を検討している人たちが抱える、勤務地に関する「分からない」を解消できます。自分の働き方のビジョン作りにぜひ役立ててください。
結論:勤務地は東京や大阪が大半
化学メーカーで働く事務系社員の勤務地は、東京や大阪などにある本社が大半です。ただ、年次や職務によって、海外転勤や地方の工場で働く場合もあります。これから、事務系社員の勤務地について詳しく説明します。
事業部に属する社員の場合
営業や業績管理部門など、事業部に属する社員は東京や大阪など本社で働くケースが多いです。
BtoB産業である化学メーカーの営業部門は、東京や大阪に購買拠点を構えるメーカーを相手にしますし、営業部署ごとの人数も少なくいので拠点が1つで足ります。金融業界にあるような、地方の支店に配属されるといったことは無いです。
ただ、自動車など特定の地域に顧客が集中している業界を担当する場合は、その近辺が勤務地になることもあります。
一方、5年目くらいの年次になると、海外転勤の可能性が出てきます。国内では東京や大阪で働くケースが大半ですが、日本の化学メーカーの大半はグローバルに拠点を構えているので、比較的高い確率で海外転勤することも理解しておいてください。

バックオフィス系社員の場合
経理
人事
購買
法務
広報・IR
この様な業務を担当するのがバックオフィス系の社員です。
会社にもよりますが、事業部に属する社員に比べて、地方の工場へ配属される可能性が高いです。
ここから、各職種に分けて解説していきます。
経理
原価計算担当など国内外の工場で勤務する人もいれば、東京や大阪など本社で勤務する人もいます。
会社ごとに人事方針が異なりますので、就活中に気になる場合は直接確認することをお勧めします。
比較的地方配属の可能性が高い職種です。
人事
経理同様、地方の工場勤務や本社勤務のどちらも経験する職種です。
ただ、人事部の場合は、どの会社も本社採用の人間を配属する傾向にあります。そのため、人事部に配属されたらジョブローテーションの一環で必ず地方転勤になると考えてください。

購買
会社によって異なりますが、購買部門は本社購買と工場購買に分かれ、主要原料は本社購買が、購買数量が少ない原料や副資材は工場購買が担当します。
工場購買に配属された場合は地方の工場で勤務します。事業に与える影響が大きい主要な原料は本社購買が担当するため、年次が上がるに連れて本社勤務の可能性が高くなります。
法務
国内で勤務する場合は殆どの確率で本社勤務です。会社によっては海外転勤になる可能性もあります。
広報・IR
東京や大阪などの本社で勤務します。海外を相手にする場合は出張ベースで動くため、海外転勤の可能性は低いです。
まとめ
化学メーカーに就職した後、どの場所で働くかイメージを持てたでしょうか?東京や大阪などの都市近辺、海外に駐在したい人にとって、化学メーカーはおすすめの就職先です。
その様な願望を持つ人が化学メーカーを志望してくれたら嬉しいです。
他の記事では、化学メーカー営業職の仕事内容や、働き方がホワイトであるか紹介しています。
ぜひこちらの記事も読んでください!


